詩吟


一吟天地の心~吟道十年~

詩吟を始めて今年で10年になります。
もともと歌うことが好きだったので、しっかりした発声の仕方を学びたいと思い立ち、 近くのカルチャーセンターに立ち寄ったところ、 ちょうど自分に合ったスケジュールで開講されていたのが詩吟教室でした。 漢詩や和歌にも興味があったので、発声法を学びつつ、 古来からの文学にも触れることができる詩吟は自分にとってうってつけの趣味だと思い、 始めることにしました。 詩吟というと、若い世代の方には馴染みが薄いかもしれません。 最近だとお笑いのイメージが強いかな。

詩吟で扱われるのは漢詩、和歌、俳句などです。 国語の教科書で読んだのを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、 これらの詩歌が作られた当時はメロディーをつけて歌われていたそうです。 ちょうど現代の人たちがポップスや演歌を歌うような感じですね。 明治時代にメロディーや節回しが体系づけられて、今の詩吟になっています。 吟じる、という言葉は詩吟以外ではあまり使われることがないと思いますが、 「歌う」と「語る」の間にあるような表現の仕方です。 歌よりは語りに近く、詩の意味をしっかりと味わって表現することが求められます。

「吟じ終わりて清風起こる 一吟天地の心」という言葉があります。 高音は天に響くように、低音は地を揺るがすように。 詩歌を吟じることを通して、 先人が見てきた世界、今自分が生きている世界を体感 することが 大切だと思っています。 詩吟を続けてきたことで、声量も増し、それまで出なかった音域の声も出るようになりました。 お腹の底から声を出すのは健康にもよく、ストレス解消にも最適ですよ。

ご年配の方が多い中で、最近は僕と同年代で詩吟を始める方も増えてきました。
ご興味のある方は教室の見学だけでも大歓迎なので、ぜひお声がけくださいね!







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